マレーシア・クアラルンプールの大型複合企業「サンウェイグループ」が経営するホテルでの視察ツアーをご紹介!
マレーシアは教育旅行先としても大変人気のある国ですが、今回はマレーシア最大規模を誇るアミューズメントパーク「サンウェイラグーン」と、世界規模を誇るサンウェイショッピングモールが併設される大型リゾートホテル「サンウェイ・シティー・ホテル」が企画する視察・体験プログラムを7つご紹介致します。
- 大型リゾートホテル視察ツアー
- サンウェイホテルでのハウスキーピング体験
- ホテルバックヤード視察ツアー
- サンウェイ医療センター視察・体験ツアー
- サンウェイ大学看護学部体験
- ハラル講習
- SDGs講習
1.大型リゾートホテル視察ツアー
サンウェイが誇る3つの大型ホテルで、通常見ることのできないホテル内の施設を視察、体験し、ホテルサービスについての理解を深める事を目的としたツアーです。実際に現場で働く人と貴重な交流ができるのがポイント!ホテル業務にはどのようなものがあるのか、実際に視察して学べるので、ホテル&ホスピタリティーを学ぶ学生にお勧めです。
市内からの所要時間:約30分
最少受入人数:4名
最大受入人数:30名
ツアー所要時間:約3時間(午前中の設定が望ましい)
視察内容
~サンウェイリゾートホテルに関するブリーフィング
~サンウェイ・クリオ・ホテル視察 *全401室のデラックスクラスホテル。
~サンウェイ・ピラミッド・ホテル視察 *全564室のデラックスクラスホテル。
~サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ視察 *全439室のラグジュアリークラスホテル。
~ホテル関係者との質疑応答
コンベンションセンター及びバンケットホール
2.サンウェイホテルでのハウスキーピング体験
ハウスキーピングと言っても、ただ客室の清掃をするだけではありません。チェックアウトからチェックインまでのわずかな時間で、前に客室を使った人の気配さえもなくすことが求められます。また、連泊のお客様が外出されている間に、手早く客室を片付けなければならないため、ベッドメイキングひとつにしても、素早さとテクニックが必要とされます。それに加え、備品のチェック、品質管理までもが、ハウスキーピング業務における重要なポイント。一流ホテルのハウスキーピング業務を実際に見学、体験できる、お勧めツアーです。
市内からの所要時間:約30分
条件:サンウェイグループのホテルに宿泊
最少受入人数:10名
最大受入人数:20名(21名以上のグループの場合はご相談ください。)
ツアー所要時間:約1.5時間(09:30-11:00/11:30-13:00)
視察内容
~サンウェイリゾートホテルに関するブリーフィング
~ハウスキーピングの日々の業務のブリーフィング
~ベッドメイキングのデモンストレーション
~ベッドメイキング体験(1回あたり6名まで)
私が体験しました!
~大阪在住Nさん 2019年
単純作業だと思っていましたが、迅速かつ丁寧に行なわないといけないので、本当に時間と体力の勝負だなと実感しました。今まで宿泊客としての表側しか見る機会がなかったので、裏側を知ることができ非常に良い経験になりました。
3.ホテルバックヤード視察ツアー
3つのサンウェイホテルのいづれかで、一般には立ち入ることのできない従業員エリアを視察します。多民族国家のマレーシアでは、さまざまな言語、文化、宗教などが存在しますが、様々な人種の従業員を抱えるホテルは、どのように対応しているのでしょう?例えば、イスラム教の従業員の食事はどうしてるの?お祈りする場所は?など、日本ではあまり馴染みのない観点も視野に入れて、お客様だけでなく、従業員の国際化についても学べるツアー。24時間フル回転しているホテルのバックヤードを視察しながら、サンウェイリゾートの理念を教えてもらいます。
市内からの所要時間:約30分
条件:サンウェイグループのホテルに宿泊
最少受入人数:10名
最大受入人数:60名
ツアー所要時間:09:00-15:00の間の2時間から4時間(ご要望に応じて)
視察内容
~サンウェイリゾートホテルに関するブリーフィング
~ホテルの客室やレストラン、バンケットルームを視察
~ホテルのバックヤード(事務所、社員食堂、ランドリー室など)の視察
~ベッドメイキング体験(1回あたり6名まで)
~ホテル関係者との質疑応答
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ホテルスタッフの食堂
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ランドリー室
4.サンウェイ医療センター視察・体験ツアー
1999年11月に設立されたサンウェイ医療センターは、サンウェイシティと呼ばれるサンウェイグループによる一大複合型リゾートエリアに位置しており、オーストラリアの健康管理基準(Australian Healthcare Standards:ACHS)を満たす認定民間病院です。現在、533ものベッド数、180の相談室、12の手術室、計1,470台の車が駐車可能な2か所の駐車場を有しています。
マレーシア国内の医療市場の拡大に伴い、いち早く国際基準への意識から更なる拡張を目指し、既存の病院ビルに隣接するエリアに新たな施設を建設しました。2016年10月にタワーCと呼ばれる、がん・放射線外科センターと核医学センターを中心とした施設が完成しました。このセンターはスイートルームを含む数多くの病室がある10階建ての建物で、消化器系医療センターや透析センターなど多くの専門センターも含まれています。
市内からの所要時間:約30分
条件:サンウェイグループのホテルに宿泊
最少受入人数:10名
最大受入人数:50名
ツアー所要時間:4時間(ご要望に応じて)
視察内容
~サンウェイ医療センターと安全についてのブリーフィング(約30分)
~ホスピタルツアー(約90分)※現地の状況により下記より何ヵ所かの選択となります。
a)研究室ツアー b)がんセンター見学 c)核医学ツアー d)病棟見学
e)放射線治療ツアー f)眼科センター見学 g)言語聴覚療法ツアー
h)リハビリセンター見学 i)病院キッチン見学
~ベーシックヘルスチェック体験
a)身体検診 b)眼検診
~ヘルスケアについての質疑応答(約60分/ミーティングルームにて)
私が体験しました!
~大阪在住Nさん 2019年
総合病院のため、一度に複数の診療科を見学でき、各診療科の具体的な事例も交えながら話を聞くことができたので、医療に詳しくない私でも分かりやすかったです。病院で勤務されている日本の方に案内してもらうので、英語が苦手な方でも安心です。
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メディカルセンターロビー
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メディカルセンター 病室
5.サンウェイ大学看護学部体験
サンウェイ大学の看護学部は、サポートを必要としている人々に対して、専門的な知識と、人に対する思いやりをあわせもった人材を育成することを目的としています。カリキュラムは、キャンパスで行われる講義と、模擬病棟での実習との組み合わせでなり、その後臨床実習へ進みます。学生たちは、広範囲の臨床経験をもつベテランの看護師と、特定の専門分野のスキルを持つ看護師との両方から指導を受けるチャンスを得ることができ、また研究ラボにおける最先端リサーチに触れる機会や、卒業後のサンウェイグループのサンウェイメディカルセンターへの就職など手厚い支援が約束されています。
市内からの所要時間:約30分
条件:サンウェイグループのホテルに宿泊
最少受入人数:10名
最大受入人数:20名
ツアー所要時間:約1時間+学食にてランチ
視察内容
~模擬ルームの視察
看護技能ラボ1:ICU、手術室、高度治療室(HDU)
看護技能ラボ2:予防接種、身体測定ルーム(母子用)、病床
看護技能ラボ3:模擬病棟
~質疑応答
~学食にてランチ
私が体験しました!
~大阪在住Nさん 2019年
ICUや手術室等の設備や環境も整っており、より現実に近い中でとても緊張感のある実習を見学できました。学生の中には簡単な英語を話せる方もいて、普段の講義や実習について直接感想を聞くことができました。
6.ハラル講習
ハラールとはイスラム法で「許されたもの」「合法的なもの」を意味し、同時に健康的で清潔、安全なものを意味します。イスラム教徒(ムスリムと呼びます)は、このイスラム法に則って日々の暮らしをしており、ハラールなものを口にしたり、行動したりすることを基本としています。ムスリムに禁じられているものには、豚肉やアルコールのみならず、豚肉由来のハム、ソーセージ、ラード、ゼラチンや、調味料として使うお酒やみりん、イスラム法に則った屠殺方法で処理されていない豚以外の鶏・牛・羊の肉なども対象となります。また食品だけでなく、肌にふれる化粧品や医薬品、行動や気持ちなども含まれます。
マレーシアは、人口の65%がイスラム教を信仰するマレー系で構成されるイスラム教国ですが、国が発展するとともにイスラム圏以外からの人や物資が入るようになり、イスラム教徒が購入する食品や化粧品、医薬品などに、ハラールとハラーム(ハラールでないもの)の区別をする必要が出てきました。
市内からの所要時間:約30分
条件:サンウェイグループのホテルに宿泊
最少受入人数:10名
最大受入人数:20名
ツアー所要時間:約1.5時間 + 約1時間の試食会(1日最大2セッションまで)
視察内容
~専門スタッフによるハラール基礎講座
~Q&A
~ハラールキッチンツアー
~礼拝室の見学
~レストランにてのハラール料理の体験試食会
私が体験しました!
~大阪在住Nさん 2019年
ハラールのキッチンを見学でき、シェフの方から調理する上で気を付けていること等を教えていただきました。調理器具や食材の保管方法等、想像以上に細くて驚きました。日本国内ではまだまだ認知度が低く、改めてハラールの意味や規制の重要性を学ぶ良い機会になりました。
7.SDGs講習
サンウェイグループは、サンウェイシティを開発するために設立された、マレーシアを代表する最大手企業で、1984年には上場をしました。現在では、不動産開発、住宅事業、小売販売、病院、大学、ホテル、アミューズメントパークなどさまざまな事業を展開しています。
サンウェイグループでは、最大手企業の社会的責任として、グループ全体をあげてマレーシア国内および世界中におけるさまざまな問題に目を向け、積極的に取り組んでいくことを使命としています。中でも教育、ヘルスケアの分野には特に力をいれております。教育の一例としては、“学校へ戻ろうパッケージ”と称して学生服や学校カバンなどをセットにしたパッケージを新入生に配布し、約850名の生徒を中学校に通わせるキャンペーンを行ったり、月の学費をサポートする活動などにより、400万マレーシアリンギット(日本円にして1億円以上)の教育支援を行っています。またサンウェイグループの創設者であるジェフリー・チェアー自ら教壇にたち教育の大切さを生徒に直接話す機会をもっています。ヘルスケアの一例としては、マレーシア国立腎臓財団の評議会に出席し、250万マレーシアリンギット(日本円にして6500万円以上)の募金を集め、全国で健康診断を実施し、腎臓病の早期発見と予防のためのキットを提供しています。またサンウェイグループすべての屋内施設における禁煙の推奨も行っています。
市内からの所要時間:約30分
条件:サンウェイグループのホテルに宿泊
最少受入人数:10名
最大受入人数:50名
ツアー所要時間:1時間
場所:サンウェイ大学のレクチャーホール
司会:SDG’sを知るファシリテーター(英語)
その他料金に含むもの:筆記用具、ミネラルウォーター
視察内容
~「SDG’sとは」
~サンウェイグループによるSDG’sの取り組みについて説明
~Q&A
私が体験しました!
~大阪在住Nさん 2019年
サンウェイグループでは、大学のカフェテリア等の残飯を肥料にして食の循環を目標としており、その作業で利用する機械を見学しました。実際に機械の中を見たり、肥料を触ったりできるので、楽しみながらSDG’sへの理解を深めることができました。
いづれのツアーも充実した内容となっておりますので、現在勉強中の学生はもちろん、すでに実務に携わっている方の海外研修ツアーにもお勧めです。
上記ツアーの詳細、ご質問などございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ!