世界有数の錫(すず)の産地だったマレー半島。錫(すず)に少量の銅とアンチモンを混ぜ合わせた合金「ピューター」はマレーシアを代表する特産品でもあります。
19世紀当時、マレーシアは世界最大の錫産出国だったこともあり、中国大陸から多数の華僑が海を渡ってマレーシアに来たとされています。錫からつくられた陶器は加工もしやすく美しいので、古くから宗教的な祭事や式典に多く用いられてきました。
ロイヤルセランゴールは、1885年セランゴール州で創業し、マレーシア国王にその功績が認められ「ロイヤル」の称号を与えられた世界最大のピューターメーカーです。