【マレーシア・コタキナバル】団体・グループ・教育旅行にお勧め!マングローブ自然学習をご紹介します。
サバ湿地保全協会 Kota Kinabalu Wet Landのご紹介です。
*
コタキナバル市内から車で約10分の場所にあるウェットランドは鬱蒼と茂るマングローブの生態系だけでなく、都市のレクリエーションサイト、エコツーリズムアトラクション、環境教育センターとしても機能しています。
名前:Kota Kinabalu Wetland (コタキナバル・ウェットランド)
住所:Jalan Bukit Bendera Upper, Likas, 88400, Kota Kinabalu
Sabah, MALAYSIA
営業:8:00-16:00(月曜休館)
見学目安時間:約2時間
最少人数:特になし
最大人数:最大80名
コタキナバルウェットランドは、約24ヘクタール(東京ドーム約5.5個分)のマングローブ保全区域で、湿地保全の重要性や炭の生産、食糧、染料、医薬品、木材などのマングローブの伝統的で賢明な使用方法について地元の人々に継続的に教育していくことで、環境への意識を広げています。 コタキナバルウェットランドはこのような情報、知識、スキル、経験を地元の人々に広めるための中心的な場所として機能しており、高い教育レベルの研究と調査の機会を提供しています。
園内はミーティングルーム・展示室・ボードウォークとございます。
下記の順番にて進んでいきます。
【ミーティングルーム】
ミーティングルームでは 環境教育プログラムのビデオプレゼンテーションを見ながら、JICAスタッフが任期中の場合は日本語で説明を聞くことが可能です。
【展示室】
展示室は本館に隣接しており、マングローブに棲む生き物や湿地の機能と役割、ここで見られるマングローブの種類、マレーシア国内のラムサール条約登録湿地などについて学習することができます。またカブトガニの剥製などを手にすることができます。
【ボードウォーク】
マングローブ林を散策するための1.3キロ以上に伸びる遊歩道(木橋)があります。 遊歩道の途中には休憩小屋があり、散策しながら途中で休息したり、生き物たちを観察したりすることができます。
展望台
コタキナバルウェットランドでは最も高い建物で、遊歩道の終わりに位置しています。 マングローブ林全体を鳥瞰して見るためにはここに行くことをおすすめします。
野鳥観察舎
ここではコタキナバルウェットランドにいる数種類のサギやカワセミなどを観察することもできます。
植樹体験
ウェットランド園内には 種苗場(ナーサリー)がございます。
何百もの若いマングローブの樹木がここで1~2年ほど育てられています。その後でコタキナバルから約1時間離れたマングローブの植林場に移送されます。
植樹の場所はトゥアランという場所でマングローブの植樹を行います。
潮の干満により満潮の場合は膝ぐらいまでの水位となります。
長靴はウェットランドからの用意となります。
ウェットランドのプログラムは湿地保全の重要性について多くの人に知ってもらい、体験して、その意識を高めてもらうことを目的としています。
参加者は湿地について学び、貴重な生きた体験をすることができます。
幼稚園から小中学校生、高校生、大学生、大人まで、あらゆる年齢層の人々にさまざまな環境教育プログラムを提供しており、学びやすい場所ですので是非環境プログラムとしてご提案ください。