2010以降、チョコレートメーカーなどのグローバル企業による取り組みが活発化した背景に「カカオ2020年問題(カカオの生産量が需要を下回りチョコレートが非常に高価なものになる可能性の指摘)」があり、また新たに地球温暖化によるカカオが絶滅する恐れがあるとして「カカオ2050年問題」が報じられています。
世界で消費されるカカオとチョコレート製品の4分の1に含まれているといわれる、チョコレート原料メーカーのバリーカレボー社は、2016年に持続可能性戦略「Forever Chocolate(フォーエバーチョコレート)」を策定し、2025年までに原料100%で持続可能な調達を行うと宣言し、下記4つの目標を立てました。