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【シンガポール】天然の水源を持たないシンガポールが行う持続的な水供給に向けた取り組みとは?│SDGs視察


東京23区ほどの小さな国土のシンガポールは天然の水源をもたない国でもあります。現在、シンガポールの水源は

  1. 貯水池(マリーナ・バラージなど)
  2. 再生水(ニューウォーター)
  3. 海水淡水化
  4. マレーシアからの輸入

の4つとなり、「マリーナ・バラージ」はシンガポールで15番目、シンガポール最大の貯水池として2008年に完成しました。水の供給源としての貯水池としての機能だけではなく、低平地を洪水から守り、また市民へ憩いの場を提供するという3つの役割を果たしています。

 

また、水資源確保のためだけではなく、環境への取り組みも行われており、市民の憩いの場である屋上緑化は100%再生プラスチックを使用した人口芝となり、マリーナ・バラージの建物への断熱効果があり表面温度を3℃下げるといわれています。

 

このようなシンガポールが国を挙げて取り組む接続可能な都市への水への取り組みや、緑化への取り組み、そして都市計画などが、マリーナ・バラージに併設している「サステナブル・シンガポール・ギャラリー」の体験型マルチメディアディスプレイを通して学ぶことができます。

左側は淡水化、右側は海水。水の色も異なります。

視察内容

マリーナ・バラージに併設している「サスティナブル・シンガポール・ギャラリー」では、6つのショーケースから接続可能な都市としてのシンガポールの取り組みを学ぶことが可能です。

文字からだけではなく、興味を持って学べる仕組みがあります。

ユニークなアートを通して、視覚的にも楽しみながら学べます

名前、または内容 Marina Barrage (マリーナ・バラージ)
中心地からの移動時間 10分
営業時間 09:00~18:00(火曜休館)
見学時間(目安) 約1時間(09時、10時、11時、13時、14時、15時、16時、17時開始)
催行人数 1~80名(20名以下がお勧め)
料金 有料(お問い合わせください)
その他 サステナブル・シンガポール・ギャラリー内は英語案内

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する
気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

SDGs(エスディージーズ)とは、国連が2030年までに達成を目指す国際目標「持続可能な開発目標」Sustainable Development Goalsの略です。 SMIでは「持続可能な開発目標(SDGs)」の記事を掲載しています。

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